いぼってなんだろう?③(液体窒素療法について)
こんにちは!
前回はいぼの感染経路や予防法などについてお話しましたが ※前回をご覧になってない方はコチラから!
今回は、治療方法についてお話していきたいと思います。
当院では液体窒素療法という治療方法を行っておりますのでご紹介します。
【液体窒素療法】
−196℃の液体窒素を症状に合わせた大きさの綿棒にとって患部に当てる治療です。
患部を瞬間的に凍らせることで、ウイルス感染している細胞を破壊し
同時に患部周辺に炎症を起こすことで免疫細胞を活性化させウイルスを排除する効果があります。
痛みの強さ、感じ方には個人差がありますが
治療時には冷たい氷を押し当てた時のような痛みを伴うと言われています。
いぼの大きさや場所によっては痛みではなく冷たさしか感じない方や
時間が経ってやっと感覚がわかる方もいらっしゃいます
皮膚の厚い部分(主に手や足)などは角質も重なり液体窒素が浸透しにくい場合もありますので
状態によっては角質を削る処置後に液体窒素を当てる時があります。
【治療のペース】
患部の様子を見ながら1~2週間に1度のペースで行います。
間隔が空くことによってウイルスが増殖してしまい
増えたり・大きくなってしまったりと治療効果が薄れてしまう可能性がありますので
治療間隔は空けすぎないよう注意が必要です!
※治療の期間は、症状や体質により経過に個人差があります。
2019年6月20日